ペットと海外へ
最終更新:2026年8月19日
外国へ犬、猫、どうぶつさんを連れていくときは
簡単にいうと、検査機関の発行する検査結果証明書にそって獣医師が記載をし、動物検疫所にて出国時の検査をうけ、英文の輸出検疫証明書を発行してもらいます。最後に相手国の入国許可がおりれば入国できます。
*この時、日本を出るための条件と相手の国に入るための条件をクリアする必要があります。申し込み用紙や形式は変わることが多いので必ず最新の情報で確認するようにしましょう。
では、何からはじめたらいいのでしょうか?よくある質問を記載しておきます。
1.日本の動物検疫所に確認しよう。
(出国条の一例として以下の記載をします) 狂犬病(犬の場合は狂犬病とレプトスピラ症)についての検査及び輸出検疫証明書が必要です。事前(出国7日前まで)に動物検疫所で輸出検査申請書を提出するか、動物検疫検査手続電算処理システム(ANIPAS)が必要です
2.入国するための条件を確認しよう。
日本にある相手国大使館(外部リンク)か、相手国の動物検疫機関に相手国に入国するための条件を確認しよう。 (入国条件の一例として以下を記載します)
3.かかりつけの獣医さん相談しよう。
①マイクロチップを入れよう(全ての処置はマイクロチップをいれてからでないと無効になることが多いです)
②狂犬病の予防接種 を確認しよう(1年以内にうっていないと、1回目をうってから1ヵ月後に2回をうち、その2週間後の血液検査(抗体価測定)が必要なこともあります。また、検査結果は採血日から2年間有効です。それ以降は日本に戻ってくるときに再び手続きが必要です)
③ジステンパー、猫白血病など混合ワクチン予防接種 (入国条件として犬なら8種、猫なら5種が必要な国が多いです。全文英語でないと受け入れない国もあるので注意しましょう)
④外部寄生虫(ノミ、ダニ)、内部寄生虫(回虫、条虫、鈎虫など)の駆虫薬投与を確認しよう 。(渡航の何日前にと指定があることがあります。)
⑤血清検査を確認しよう(検査機関や検査方法の指定があることがあるのでよく確認しよう。場合によっては海外に血液を送って、証明をとるのに2週間以上かかることもあります)
⑥輸送にたえうる健康診断証明書をかかりつけ獣医さんに頼んで用意しておこう。
⑦在住(期間)証明 をとろう。
⑧輸送ケージや輸送方法の確認をしておこう。ケージはどうぶつさんに苦痛を与えず安全に輸送するもの、つまり、自由に立つ ・座る ・寝る ・回転することができる大きさで、換気に十分な通気口を有し、通気穴や網目から鼻先や手足が出ることがなく、逃亡防止の機能を持ったものを用意してください。
最後に注意点
①入国、出国の条件はすべて個人で確認し、用紙(フォーム)を自分で集めなくてはなりません。
②動物さんの渡航代行会社はどこまでやってくれるのかよく確認しましょう。審査には関与せず、運搬のみということもあります。
③証明書にはすべてお金がかかります。
④準備は最短でも2~3ヵ月、長いと半年かかります。
⑤関係書類の内容に不備がある場合、最長180日間の係留検査が必要になります。
⑥老齢、病弱、妊娠中、授乳中、既往症がある、投薬中、ケガをしているようなどうぶつさんは輸送や相手国での係留検査には適しません。
・当院は代行会社ではありません。
・資料を持参していただける方には書類を用意致します。
・時間や自信がないという方はどうぶつさんの渡航代行会社へ直接お問い合わせください。
・動物さんはペットホテルなどで過ごした方が幸せな場合もあります。一時的な旅行に連れていきたいという方はご家族やいつも行く動物病院さんに確認してください。
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